「この子には主の力が及んでいた」

2018-01-13

『メルヒェン街道物語』に「ハーメルンのこどもたち」のことが記されています。ハーメルンは小麦の集散地でした。ねずみに小麦を食い荒らされて困った人々が、一人の男に「ねずみを退治してくれたら礼金を支払う」と約束しました。しかしねずみ問題が解決した後に町の人々は礼金の支払いを惜しんだのです。すると町中の子どもたちがこの男と一緒に姿を消してしまったというのです。

この話の背後には歴史的事実が想定されます。子どもたちがいなくなったのは、東方開拓のために入植移民したのだとか、エルサレム奪還のため子ども十字軍に参加したのだとか…。当時のハーメルンは人口1500人ほどで人口の一割近くの130人もの子どもたち一度にいなくなったのですから、町にとって大問題となったのでした。

今私たちの教会堂のあちこちに幼い子どもたちの姿があるのは素晴らしいこと、神が喜びをもたらすために与えてくださっているのです。幼子ヨハネがそうであったように、子どもたちにいつも主の力が及んでいるよう祈り続けましょう(ルカ1:66)。

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