踊協力牧師メッセージ

「イエスは教えられた」

マタイ福音書では主イエスの説教が5つのブロックにまとめられています。5~7章は山上の説教、10章は派遣の説教、13章は天国の説教、18章は教会についての説教、24~25章は終末についての説教です。

それぞれの説教の間には主イエスの行為が記されています。ちょうど説教と行為がサンドイッチ状態になって、物語がドラマチックに進んでいるのです。福音書記者は、主イエスが言葉で福音を語り、それに続く行いがそれを実証していることを告げているのです。

山上の説教は、「イエスはこの群衆を見て、山に登られた。腰を下ろされると、弟子たちが近くに寄って来た。そこで、イエスは口を開き、教えられた」(5:1~2)から始まり、「イエスがこれらの言葉を語り終えられると、群衆はその教えに非常に驚いた。彼らの律法学者のようにではなく、権威ある者としてお教えになったからである」(7:28~29)で終わっています。

人々は主イエスの権威ある言葉に驚きました。心が不思議な喜びで満たされ、様々な束縛から解放されるのを感じたのです。

関連記事

TOP