5月10日(日)母の日礼拝

〔式次第〕

讃美 546番(世界中の父や母を)

聖書 〈出エジプト記20章12節〉

   あなたの父母を敬え。そうすればあなたは、あなたの神、主が与えられる土地に長

   く生きることができる。(出エジプト記20章12節)

   〈箴言23章22~25節〉

   父に聞き従え、生みの親である父に。

   母が年老いても侮ってはならない。

   真理を得よ、知恵も諭しも分別も手放すな。

   神に従う人の父は大いに喜び躍り

   知恵ある人の親は、その子によって楽しみを得る。

   父が楽しみを得

   あなたを生んだ母が喜び躍るようにせよ。

   〈ルカによる福音書2章51節〉

   それから、イエスは一緒に下って行き、ナザレに帰り、両親に仕えてお暮らしになった。

説教 「母と子」              踊一郎牧師

黙想 「主の真実はくすしきかな」ラニヤン  踊 純子姉

祝祷                    踊一郎牧師

 

〔巻頭言〕「母と子」

 NHKのホームドラマ「セブンティウイザン」を観ています。定年を迎えた65才のサラリーマン、家に帰ると70才間近の妻が衝撃の告白「わたし 妊娠しました!」。こうして笑いと涙と奮闘の日々が始まるのです。原作はタイム涼介氏の漫画。
 評価は二分、「高齢出産に伴い生ずる諸問題を気にしている様子がないのはどうかと思う」という厳しい意見、それに対し「そこはマンガなのだから目くじらを立ててつっかかる必要はないでしょう。むしろ一コマ一コマから溢れる子供への愛情を素直に受け取るべきマンガです」という感想。
 私の感想は後者に近いのです。それは聖書に出てくるアブラハムの妻サラやバプテスマのヨハネの母エリサベトのことを考えるからです。不妊の女性と言われ悲しい日々を送ってきた彼女たち、しかし神の大いなる力によって新しい命を身ごもり出産するのです。私たちはしばしば喜びの側面に注目しますが、本当は喜びと同時に出産の恐れ、育児の不安、自分たちの亡き後の子の行く末に対する不安もあったに違いないのです。しかしそれを越えて、彼女たちは不思議をなさる神への信頼に生き続けたのです。私たちの母もそのようにして歩んできたのではないでしょうか。それこそ見習うべき手本です。(踊)