踊協力牧師メッセージ

「祈りは私たちの生活」

信仰生活の手引き『現代キリスト教問答』(松木治三郎他著)の第六章は「祈り」です。

 問 私たちには、いろいろの思い煩いや何かを訴えたい心や切なる願望などがあります。これらも祈りと関係が 
ありますか。
答 ないことはありません。しかし、あれこれ思い煩わないで、自分の求め訴えたいことを、そのまま神に告げ
ることが祈りです。特にひそかに自分の一生をかけるような切実な願望があれば、これをまず神に知ってい
ただくことが必要です。私たちは自分が正しく立派であるから祈るのではなく、神が居まし恵み深いかたで
あるから祈るのです。自分一人で考えこんでいると、憂いふさぎこみ迷います。人に言えば愚痴やくりごと
になり、しばしば友を失います。しかし神に告げれば、祈りになります。そこで深い慰めと平安を与えら
れ、さらに私たちの求めと願望が清められ、祝福に導かれることになります。

マザー・テレサも、「必要や困難が起こると直ちに、それがどんなに小さく、取るに足らないことであっても、父親に頼り切った子どものように期待と信頼をもって、願いを神に向けていた」そうです。(踊)

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