踊協力牧師メッセージ

しかし勇気を出しなさい

ヨハネ福音書1~12章は民衆に対する主イエスの教えであり、13章以降は弟子たちに対する教えです。

「イエスはこの世から父のもとへ移る御自分の時が来たことを悟り、世にいる弟子たちを愛して、この上なく愛し抜かれた」(ヨハネ13:1)。特に14~16章は後に残していく弟子たちへの配慮に満ちた言葉が二回記されています。一度目は14章1~31節、二度目は15章1節~16章33節です。配慮の言葉が二度というところにも主イエスの愛の大きさが表れています。

16章33節には「これらのことを話したのは、あなたがたがわたしによって平和を得るためである。あなたがたには世で苦難がある。しかし、勇気を出しなさい。わたしは既に世に勝っている」と言われました。

クレア・ブラッドショウは『健康回復セラピー』という冊子の中で「勇気を出しましょう。勇気があるということは、恐れがないということではありません。勇気とは、恐れがあっても人生に取り組もうと決めたということに尽きます」と述べています。

 

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