踊協力牧師メッセージ

イエスと寅さん

「イエスと寅さん」

関田寛雄先生は「男はつらいよ」の主人公寅さんの大ファン、2001年2月山田洋二監督と対談、それが『信徒の友』に掲載されました。関田先生はこう言われます。

私は寅さんからネタを借りてきてはよく説教している者ですが、寅さんに魅かれてやまないのです。御前様(笠智衆)の言葉を使えば、寅は欲のない人間で、自己本位の自由ではなく、痛んで重荷を負っている人を見ると、じっとしていられなくなって駆けて行く、実に愛情にあふれた自由を生きています。それがなんとも魅力的で、聖書がはるかに指し示しているイエスの姿さえ思い起こさせます。

米田彰男氏(司祭、清泉女子大学教授)も著書『イエスと寅さん』の中でこう述べています。

イエスと一緒に食事をした者は誰であれ、日常の心配も吹っ飛び、時を忘れ明るく楽しい気分になり…再び生きる希望が蘇り、漲る力を感じ取ったことだろう。それは街道に出て喜び踊るほどの解放感であった。イエスと一緒にいること、ただそれだけで十分であった。

私たちもイエスと一緒にいたいと思います。

関田寛雄先生をお迎えして10月20日(土)午後6時半、21日(日)午前10時半、集会をします。ぜひおでかけください。

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