踊協力牧師メッセージ

ヨセフとマリア

「ヨセフとマリア」

降誕物語でマタイ福音書は御子キリストの養父ヨセフを、ルカ福音書は母マリアを描きます。ヨセフとマリアの信仰と行動がなければ、救い主キリストの誕生はありえなかったのです。この二人の存在は必要不可欠でした。

日本キリスト教協議会教育部総主事の大嶋果織先生はヨセフの特徴をこう書いています。「ヨセフの一連の行動は全て無言で行われる。ヨセフは一切言葉を発しない。夢の中で天使の言葉を聞き、目が覚めるとただ黙々と行動するだけだ。」

それに対してマリアは語り讃美する女性でした。天使ガブリエルが受胎を告知した時、不安や恐れを越えてこう応答します。「わたしは主のはしためです。お言葉どおり、この身に成りますように。」

その後キリストの先駆者となヨハネを宿すエリサベツを訪ねてマリアは讃美します。「わたしの魂は主をあがめ、わたしの霊は救い主である神を喜びたたえます」と心から神を讃美します。

ヨセフとマリア、この二人は現代に生きる私たちキリスト者の貴い模範です。

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