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神の畑に実るものは?

「神の畑に実るものは?」

使徒パウロは第2伝道旅行の途中、紀元49年頃に港町コリントにやってきて1年半にわたり精力的に伝道しました。その結果とてもエネルギッシュな教会が誕生しました。

しかし「コリント風に生活する」とは不道徳な生活をするということと同じであり、そのような中で教会にもさまざまな問題に巻き込まれました。兄弟姉妹たちはその問題についてパウロに指導を求め、それに対して紀元53~54年頃、エフェソから書き送った手紙がこのコリントの信徒への手紙Ⅰなのです。

今回私が心を捉えられたのは3:9の「あなたがたは神の畑」という言葉です。パウロは教会を畑に譬え、さらに自分とアポロを農夫に譬えています。「パウロは植え、アポロは水を注いだ」。神がパウロに託した種とはどんな種だったのでしょうか。アポロはその種がどんな実が結ぶことを期待して水を注いだのでしょうか。それは愛と平和の実です。ガラテヤ5:22には「霊の結ぶ実は愛であり、喜び、平和、寛容、親切、善意、誠実、柔和、節制です」と記されています。それこそ神の畑に豊かに実るものなのです。

 

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