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箴言ところどころ③

自分の口を警戒する者は命を守る。いたずらに唇を開く者は滅びる。(箴言13:3)

口を開いて語る前によく考えることが知恵である。人は黙ることを学ばねばならない。これは支配者や暴君の前ではとくに重要である。気安さや口の軽さは決してほめられたことではない。知恵ある人はひたすら自己を抑制する。

言葉に関することわざは多い。「語る前に一晩眠れ」「しゃべってから口に手を当てても遅い」「人はいつも、行動する時より口で言う時のほうが大胆になる」「舌をすべらせるくらいなら、足をすべらせたほうがましだ」「考える前に口を出すことを避けよ」

親切な言葉ほど有益なものはない。箴言12:25には「親切な言葉は人を喜ばせる」とある。確かにそう。ロシアのことわざ「親切な言葉は、春の日ざしのように暖かだ」。一日も早い春の到来が待たれる今日この頃、春の日差しのような言葉を語ることができますように、またそんな言葉を耳にすることができますように。

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