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「法―生きる道」

5月3日は70回目の憲法記念日でした。私は憲法全文と若い憲法学者・木村草太氏の著書『憲法の創造力』『憲法という希望』などを読みながら考える時を持ちました。「憲法9条は、第二次大戦を直接経験した人々によって、大変な緊張を伴い解釈され論じられてきた。そうした解釈論や議論を、次の世代に受け継いでゆくこ

「世の終わりまで、いつも共に」

イエスの復活は、弟子たちのみならず多方面に動揺をもたらしました。墓を警護していた数人の番兵はこの出来事を祭司長たちに報告しました。祭司長たちは番兵に金を与え、弟子たちがイエスの遺体を盗み出したという噂を流布、事後処理しようとしました。弟子たちは信仰を消耗させる噂を後にガリラヤに戻ります。愚にもつ

「主イエスとトマスの再会」

ヨハネ福音書20:27には復活の主がトマスに言われた言葉が記されています。それからトマスに言われた。「あなたの指をここに当てて、わたしの手を見なさい。また、あなたの手を伸ばし、わたしのわき腹に入れなさい。信じない者ではなく、信じる者になりなさい。」十二弟子の一人、トマスは懐疑家です。主イエス

「イエス・キリストの復活の意味」

今日はキリストの復活を祝うイースターです。復活は私たちの理性と真正面から対立することではないでしょうか。しかしそれは現代の私たちに限ったことではなく、弟子たちの時代においても同様だったのです。使徒言行録17:16以降には、使徒パウロが哲学の町アテネでイエスの十字架と復活について話した時のことが記

「聖書は少し難しいが、役に立つ」

評論家立花隆氏の『ぼくの血となり肉となった500冊』という本があります。その中に「ぼくの血肉のうちのひとつに『聖書』が入っているのは間違いないでしょうね。ぼくは聖書を、それこそ中学生ぐらいのときからものすごく熱心に読んでいるんです」とありました。フリージャーナリスト池上彰氏の『世界を変えた10冊

4月の西南カフェ

毎回楽しい集いです。幼稚園児とお母さん方、教会関係とそのお友だちがいらしてくださいます。お客さまとしてどうぞおでかけください。スタッフとしてご参加くださる方も大歓迎! 5月も楽しいひとときにしましょう。お待ちしま~す。

2017年イースター礼拝

 2017年4月16日(日)天候にも恵まれキリストの復活を記念するイースター礼拝を守りました。バプテスマ式、聖歌隊の特別讃美、いのちを象徴するイースターエッグのプレゼント、そして午後からは平尾霊園で墓前礼拝を守りました。

「一を知って」

高浜虚子に次のような俳句があります。「一を知って二を知らぬなり卒業す」「一を知って十を知る」「一を知って万を知る」という言葉もあります。そうであればいいなとも思いますが、一つ学んで一つ知る、それに続く二、三はまだ知らないというほうが謙遜であり、また学ぶ楽しみもあるのではないでしょうか。学問の知識

「イエスは教えられた」

マタイ福音書では主イエスの説教が5つのブロックにまとめられています。5~7章は山上の説教、10章は派遣の説教、13章は天国の説教、18章は教会についての説教、24~25章は終末についての説教です。それぞれの説教の間には主イエスの行為が記されています。ちょうど説教と行為がサンドイッチ状態になって、

「わたしたちの主イエス・キリスト」

「ローマの信徒への手紙」はパウロが紀元55~56年頃コリントに滞在中ローマのキリスト者に宛てて書いたものです。手紙と言いながら、その論理の展開などは神学論文のようです。ガラテヤの信徒への手紙が普遍的キリスト教の大憲章とすれば、ローマの信徒への手紙はその憲法だとも言われています。ローマの信徒への手

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