聖書への集中
来年2017年はルターの宗教改革から500年です。ルター派の教会にとってはもちろん、プロテスタント諸教派にとっても大切な記念の年になることでしょう。私は今年一年間ルターの著作を集中的に読みたいと願っています。ルターの生涯で印象的なのは聖書への集中ということです。「聖書のみ」、それがルターの一貫し
来年2017年はルターの宗教改革から500年です。ルター派の教会にとってはもちろん、プロテスタント諸教派にとっても大切な記念の年になることでしょう。私は今年一年間ルターの著作を集中的に読みたいと願っています。ルターの生涯で印象的なのは聖書への集中ということです。「聖書のみ」、それがルターの一貫し
「初夢」は「新年最初に見る夢」です。もし見たい夢を選択できるなら、私は創世記28:10~22の「ヤコブの夢」を見たいと思います。兄エサウが受け継ぐことになっていた家督をだまし取ったヤコブは、兄の怒りを逃れて叔父ラバンのもとに行くことになり、途中の荒野で一つの夢を見ました。それは天から彼が横たわる地に
日野原重明先生の『十代のきみたちへ―ぜひ読んでほしい憲法の本』(富山房インターナショナル)を読みました。先生は現在103才。いのちが軽んじられた時代を生きてきた先生が、「いのちを守る」という一点で若者に語り続ける姿に心を打たれます。先生は日本国憲法について「世界にも類のない『いのちを守る』憲法」だと
戦後70年の夏を特別な思いで迎えました。太平洋戦争に敗れて70年たって、私たちは平和をつくり出すことができているか、傷つけた国や人たちと和解できているか、問いなおす時だと思います。首相の談話が注目されました。「心からのおわび」「植民地支配と侵略」といった表現が盛り込まれるかが焦点でした。違憲とも
ゼカリヤは祭司の家に生まれた人で、十二小預言者のひとりです。彼が活動を始めたのはダレイオス王の第2年(紀元前520年)、活動を終えたのはダレイオス王の第4年(紀元前518年)と期間は短いのですが、彼が伝えた預言の価値は大きいものでした。彼は預言者ハガイとほぼ同時代の人であり、二人は面識があったと