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革命家イエス

6月中旬、沖縄で三バプテスト牧師・牧師配偶者研修会が行われ、饒平名長秀(よへな・ちょうしゅう)先生が「『戦後70年』・キリストの平和を作り出す~今、沖縄から共に~」と題して講演されました。目下先生の著書『待ちつつ、早めつつ』を読んでいますが、80歳で牧師を引退された時の講演「革命家イエス」に新たな感

信仰を育てる主イエス

ヨハネ福音書は主イエスの奇跡は「しるし」であったと告げます。それはイエスが神の子であることを証明するものです。聖書注解者ベンゲルによると、「イエスの出来事を三つに分類するのがヨハネの手法である」と述べ、ガリラヤでのしるしが3回、ユダヤでのしるしが3回、復活後のしるしが3回記述されていると言います

主イエスを私たちの人生に

ルーヴル美術館収蔵のパオロ・ヴェロネーゼの『カナの婚礼』は縦6.5メートル、横10メートルの大きな作品です。本来はサン・ジョルジュ・マッジョーレ島のヴェネディクト会修道院食堂を飾るために1562年頃描かれたもので、その絵に総勢132人の人物が登場し、新郎新婦は左端に、主イエスと母マリアが正面に描かれ

映画「エクソダス 神と王」を観て

50数年前映画『十戒』を観ました。出エジプト記をもとに製作された70ミリのスペクタクルで、紅海が割れる場面は感動でした。今回の『エクソダス』も印象深い作品です。前者が神々しいモーセを描いているとすれば、後者は悩み苦しむ人間的なモーセを描いています。数々の災害に心を痛めるモーセに対し神は「私のする

「人生の重荷を軽くする方法」

徳川家康の家訓は有名です。苦労して幕府の基礎をつくった人の言葉だけに納得できる点があります。人の一生は重荷を負うて遠き道をゆくが如し。いそぐべからず。不自由を常と思へば不足なし。こころに望起らば、困窮したる時を思い出すべし。堪忍は無事長久の基。怒りは敵と思へ。勝事ばかりを知りて負くる事をしらざれ

「バプテスト教会の誕生について」

「バプテスト」という教派はいつ誕生したのでしょうか。ルターが宗教改革を開始したのが1517年、ヘンリー八世がローマ・カトリック教会から独立しイギリス国教会を設立したのが1534年、カルヴァンがジュネーヴで改革に着手したのが1536年、ジェームス一世が即位し国教を強制、清教徒を迫害したのが1603年の

「弟息子の大誤算」

ルカ福音書15章に記された見失った羊のたとえ、無くした銀貨のたとえ、放蕩息子のたとえはルカらしい印象的な話です。放蕩息子の話では、弟息子は「お父さん、わたしが頂くことになっている財産の分け前をください」と言って「遠い国に旅立」ってしまいます。これは私たちが想像する以上に当時はたいへんなことでした

「この七人の働きによって」

ルカ福音書と使徒言行録の著者は「ルカ」です。彼が福音書を書いたのは紀元80年代、続いて使徒言行録を書いたのは90年代だと言われています。ルカの信仰と神学とはどのようなものでしょうか。ルカは歴史を分けて理解する傾向があります。神学者コンツェルマンは『時の中心』という書物の中で、ルカはイエスを「時の

「真の羊飼いに導かれて」

聖書の言葉は私たちに慰めと希望を与える力を持っています。その中でも次の二か所は最も多くの人に愛されてきた箇所です。1つはヨハネによる福音書3章16節。「神は、その独り子をお与えになったほどに、世を愛された。独り子を信じる者が一人も滅びないで、永遠の命を得るためである。」もう1つは詩編23編。

「創世記と黙示録」

新年に与えられたのは聖書の最初と最後、創世記とヨハネの黙示録の言葉です。旧約聖書学者の松田明三郎先生が創世記の注解において「創世記は常に新しい霊感の源泉である」と書いておられます。創世記は歴史記述ではありません、神と人間の本質を明確に記す信仰の書です。神はあらゆる良いものでエデンの園を満たし、そ

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