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「待降節を守る意義」

「教会暦」によると、待降節(アドヴェント)は11月30日に一番近い主日から12月24日までとなっています。単なる行事としてではなく信仰をもって心の備えをするために備えられた準備の期間なのです。ある聖書学者が次のように記しています。世俗主義と現代的生活の圧力は、大多数のキリスト教徒の生活におい

「教会創立94周年を祝う」

「わたしはこの岩の上にわたしの教会を建てる」と主イエス・キリストは言われました。教会の主はキリスト、この時代に教会を建てることは主の聖なるご意志なのです。フィリップ・ヤンシーの『教会―なぜそれほどまでに大切なのか』を読みました。著者は教会について〈上を見〉〈周囲を見〉〈内を見る〉ことを学んだと言

「宣教という愚かな手段によって」

福音宣教者パウロはこう言っています。神は、宣教という愚かな手段によって信じる者を救おうと、お考えになったのです。(第Ⅰコリント1:21)「宣教という愚かな手段」、これはパウロの実感だったのでしょう。心を込めて一生懸命語ったのに理解されないことが度々あった。神ご自身がなさればもっと簡単に、しかも

無駄にならないように

哲学者アリストテレスは「すぐに古びてしまうものは何かと問われて、それは感謝だ」と答えたそうです。私たちの食卓には毎日食べきれない程の食事が並びます。しかし私たちはどれくらい感謝しているでしょうか。戦中戦後は日本中が空腹だったのです。暮らしの手帳社が出した『戦争中の暮らしの記録』を読むと、食べることが

「子どもの本当の幸せのために」

小児科医田澤雄作氏の本『メディアにむしばまれる子どもたち』の帯には、「笑顔のない、大人になれない子どもたちが増えているのはなぜ?大人には便利な電子メディアでも、子どもにとっては心身の成長を脅かしかねない前代未聞の問題です!」とあります。テレビやゲームによる過剰なメディア漬けが、子どもの現実的体験

「青少年のために祈ろう」

10月の教会テーマは「青年期の課題を覚えて」です。むのたけじ氏の『詞集たいまつⅠ』の言葉をいつも心に留めています。夜を十分にくぐらなかったら朝を迎えることができないように、タネをまかなければ芽を見ることができないように、青年期をしなびさせると豊かな壮年になれない。壮年期を充実させないと、みのりを

「もし愛がなければ…」

チンパンジーに言葉を教えるプロジェクト(アイ・プロジェクト)などで知られ松沢哲郎氏の『想像するちから―チンパンジーが教えてくれた人間の心』を読みました。教えられたことの一つは、チンパンジーはヒト科であるということ。動物分類学上、ヒト科は四属。ヒト科ヒト属、ヒト科チンパンジー属、ヒト科ごゴリラ属、

「子ども共に福音の喜びに与ろう」

主イエスは弟子たちに、そして私たちに福音宣教の使命をお与えになりました。「あなたがたは行ってすべての民をわたしの弟子にしなさい。彼らに父と子と聖霊の名によって洗礼(バプテスマ)を授け、あなたがたに命じておいたことをすべて守るように教えなさい」(マタイ28:17~20)。神学者K・バルトはこう言っ

「下寿、中寿、上寿」

かつて貝原益軒の『養生訓』に取り組みましたが、難解な文語のために十分には理解できませんでした。ところが最近「全文をとことん読みやすくしました!一八七分で読めます」のうたい文句の本が出たので、早速読んでみました。私の場合は187分以上かかりましたが、「成程!」と思う箇所が多くありました。次の言葉もその

こんな優しさに出会って

高齢の兄弟姉妹を施設や病院にお訪ねすると、度々心が熱くなる経験をすることがあります。ホーム入所のある教会員を訪問した時のことです。「まあ、先生、お忙しいのに、ありがとうございます。でもね、今ホーム内で風邪をひいた方々がいるのです。大事な先生と奥様に感染してはいけないので今日は早めにお帰りください」と

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