「福音の種を蒔き続けよう」
マルコ福音書4章には有名な「種を蒔く人」のたとえ話が記されています。一人の農夫が種を蒔きました。道に落ちた種は鳥に食べられ、石地に落ちた種は熱のために枯れ、茨の中に落ちた種は成長を妨げられました。しかし良い地に落ちた種は育って30倍、60倍、100倍という驚くほどの実を結んだというのです。マルコ
マルコ福音書4章には有名な「種を蒔く人」のたとえ話が記されています。一人の農夫が種を蒔きました。道に落ちた種は鳥に食べられ、石地に落ちた種は熱のために枯れ、茨の中に落ちた種は成長を妨げられました。しかし良い地に落ちた種は育って30倍、60倍、100倍という驚くほどの実を結んだというのです。マルコ
神学者ユルゲン・モルトマンは『新しいライフスタイル』の中でこう言っています。「キリスト者は芸術家です。そしてキリスト者の芸術は、キリスト者の生活なのです。神によって生きる者の芸術、神とともに、神のために生きる芸術です。わたしたちは『生の芸術家』なのであって、一人びとりは自分の生を一つの芸術として描く
草薙龍瞬という僧侶が書かれた『反応しない練習』という本があります。「ブッダの教えとは、心のムダな反応を止めることで、いっさいの悩み・苦しみを抜ける方法のことです」。確かに現代は情報過多の時代であり、一歩家を出るとありとあらゆる音に溢れ、そのほとんどは騒音です。そんなものにいちいち反応していたら身も心
ヨハネ福音書20章にはキリストの復活を信じられないディディモと呼ばれるトマスの姿が記されています。他の弟子たちは喜びで口々に「わたしたちは主を見た」と言うのですが、トマスは「あの方の手に釘の跡を見、この指を釘跡に入れてみなければ、また、この手をそのわき腹に入れてみなければ、わたしは決して信じない」と
キリスト教会にとって三つの大切な祝日があります。クリスマス(降誕)、イースター(復活)、ペンテコステ(聖霊降臨)です。この中で最も早くから祝われたのはイースターです。福音書で最初に書かれたマルコ福音書には主イエスの受難と復活の記事はありますが、クリスマスの記事がありません。クリスマスマルコ福音書後の