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ちょうど良い時に2016.1.17

宗教改革者ルターは徹底した聖書の学びをしました。聖書の言葉の行間注と欄外注を「グロッセ」と言い、まとまった講解を「スコリエ」と言います。彼の『ローマ書講義』を読むと、聖書の言葉に集中しているルターの息遣いが伝わってくるような気がします。ローマ9:15の御言葉は次のとおりです。神はモーセに「わたし

礼拝は最高の喜び2016.1.31

身よ、兄弟(姉妹)が共に座っている。なんという恵み、なんという喜び。(詩編133:1)詩編133編には「都の上る歌」と見出しがついています。ある神学者はこの詩編に「家族愛」という題をつけていますが、私はもっと広く理解し、神の家族を詠った詩だと理解しています。主イエスは弟子たちをご自分のもとに

聖書への集中

来年2017年はルターの宗教改革から500年です。ルター派の教会にとってはもちろん、プロテスタント諸教派にとっても大切な記念の年になることでしょう。私は今年一年間ルターの著作を集中的に読みたいと願っています。ルターの生涯で印象的なのは聖書への集中ということです。「聖書のみ」、それがルターの一貫し

「約束の上に憩う」

「初夢」は「新年最初に見る夢」です。もし見たい夢を選択できるなら、私は創世記28:10~22の「ヤコブの夢」を見たいと思います。兄エサウが受け継ぐことになっていた家督をだまし取ったヤコブは、兄の怒りを逃れて叔父ラバンのもとに行くことになり、途中の荒野で一つの夢を見ました。それは天から彼が横たわる地に

神の言葉に立つ

戦後70年の夏を特別な思いで迎えました。太平洋戦争に敗れて70年たって、私たちは平和をつくり出すことができているか、傷つけた国や人たちと和解できているか、問いなおす時だと思います。首相の談話が注目されました。「心からのおわび」「植民地支配と侵略」といった表現が盛り込まれるかが焦点でした。違憲とも

いのちの尊さ、いのちを守る

日野原重明先生の『十代のきみたちへ―ぜひ読んでほしい憲法の本』(富山房インターナショナル)を読みました。先生は現在103才。いのちが軽んじられた時代を生きてきた先生が、「いのちを守る」という一点で若者に語り続ける姿に心を打たれます。先生は日本国憲法について「世界にも類のない『いのちを守る』憲法」だと

「あなたたちは祝福となる」

ゼカリヤは祭司の家に生まれた人で、十二小預言者のひとりです。彼が活動を始めたのはダレイオス王の第2年(紀元前520年)、活動を終えたのはダレイオス王の第4年(紀元前518年)と期間は短いのですが、彼が伝えた預言の価値は大きいものでした。彼は預言者ハガイとほぼ同時代の人であり、二人は面識があったと

映画『「奇跡のひと」を観て』

フランスの片田舎にあるラルネイ聖母学院は聴覚障害の少女たちの施設です。そこにある日、目も耳も、そして言葉も不自由な少女マリーがやってきます。薄汚れた衣服をまとい、髪はぼさぼさ、ちょっと目を離した隙に木によじ登り、園庭を駆け回ります。生まれてから一度も教育を受けてこなかったマリーの教育係は修道女マ

あなたの信仰は立派だ

マタイ15:21以下にカナンの女性が娘の癒しを主イエスに懇願する記事があります。「主よ、ダビデの子よ、わたしを憐れんでください。娘が悪霊にひどく苦しめられています。」ところが主の言葉はとても冷たいものでした。「子供たちのパンを取って小犬にやってはいけない。」しかしこの女性はなおもすがります。「主よ、

革命家イエス

6月中旬、沖縄で三バプテスト牧師・牧師配偶者研修会が行われ、饒平名長秀(よへな・ちょうしゅう)先生が「『戦後70年』・キリストの平和を作り出す~今、沖縄から共に~」と題して講演されました。目下先生の著書『待ちつつ、早めつつ』を読んでいますが、80歳で牧師を引退された時の講演「革命家イエス」に新たな感

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