戦争はあかん
長崎原爆資料館には松添博さんの「ふりそでの少女」の絵があります。彼は原爆投下から10日後、長崎市内の畑で晴れ着姿の少女二人が畑で火葬されるの見たのです。「なんてきれいな着物だろう」。顔には火傷ひとつない二人、しかし放射線のために亡くなったのです。当時9才の福留美奈子さんと12才の大島史子(ちかこ)さ
フランス人経済学者トマ・ピケティ氏が書いた『21世紀の資本論』が今、米国をはじめ世界中で注目を集め、すごい勢いで売れています。英訳版で700ページ程の分厚い経済書としては異例の出来事です。ピケティ氏は過去300年にわたる所得と富を巡る進展を分析し、将来において富の集中と格差の拡大がより一層深刻な
詩編133:1の御言葉は有名です。「見よ、兄弟が共に座っている。なんという恵み、なんという喜び。」口語訳では「見よ、兄弟が和合して共におる」となっており、岩波訳では「兄弟がいっしょに住む」となっています。若い頃この箇所について英語の注解者を読んだ時、これを「クールでフレッシュな交わり」と説明して
山北宣久先生の『それゆけ伝道 元気の出るエッセイ』を読みました。確かに題名のとおり元気が出ます。その中に「アメリカの教会の実情レポート」が載っていました。100名の教会員について言うと、そのうち5名は行方不明であり、20名はまったく祈らず、25名はひとつも聖書を読まない。30名は全く教会に出席せ
主イエスはご自身の働きのためにどのような人を召されるのでしょうか。ペトロたちは漁師であることに誇りを持っていました。ガリラヤ湖に出て毎日網を打つことは大きな喜びであり、大漁の網を引き上げる彼らの顔には自信が溢れていました。主イエスが目を留められたのはそのような人々でした。「わたしについてきなさい。人