わたしは羊の門である
ヨハネ福音書1~12章は人々に対する主イエスの啓示、13~17、20~21章は弟子たちに対する啓示です。神学者G・タイセンは、それぞれに「段階解釈学」が見られる、つまり主の言葉によって低い段階からより高い段階へと育っていくと言うのです。ヨハネ福音書は他の福音書同様イエスのことを「キリスト」「神の
ヨハネ福音書1~12章は人々に対する主イエスの啓示、13~17、20~21章は弟子たちに対する啓示です。神学者G・タイセンは、それぞれに「段階解釈学」が見られる、つまり主の言葉によって低い段階からより高い段階へと育っていくと言うのです。ヨハネ福音書は他の福音書同様イエスのことを「キリスト」「神の
フィリピの信徒への手紙は使徒パウロが紀元54四年頃エフェソの獄中からフィリピの教会に宛てて書いた手紙です。厳しい状況に置かれながらパウロは繰り返し「喜びなさい」(2:18、3:1、4:4:4)と兄弟姉妹を励ますのです。また次のようにも勧めています。どんなことでも、思い煩うのはやめなさい。何事につ
総会の構成員は教会員としての義務を果たしている現在会員で、その定足数は教会の規則によって定められています。総会は事柄に応じて計画の立案や決定をある人々に委ねます。ですから、執事の選出は総会の大切な事項と言わなければなりません。総会は、聖霊の導きを祈り求めて選挙し、選出された執事を信頼して、職務を
宗教改革者ルターは徹底した聖書の学びをしました。聖書の言葉の行間注と欄外注を「グロッセ」と言い、まとまった講解を「スコリエ」と言います。彼の『ローマ書講義』を読むと、聖書の言葉に集中しているルターの息遣いが伝わってくるような気がします。ローマ9:15の御言葉は次のとおりです。神はモーセに「わたし
身よ、兄弟(姉妹)が共に座っている。なんという恵み、なんという喜び。(詩編133:1)詩編133編には「都の上る歌」と見出しがついています。ある神学者はこの詩編に「家族愛」という題をつけていますが、私はもっと広く理解し、神の家族を詠った詩だと理解しています。主イエスは弟子たちをご自分のもとに
日野原重明先生の『十代のきみたちへ―ぜひ読んでほしい憲法の本』(富山房インターナショナル)を読みました。先生は現在103才。いのちが軽んじられた時代を生きてきた先生が、「いのちを守る」という一点で若者に語り続ける姿に心を打たれます。先生は日本国憲法について「世界にも類のない『いのちを守る』憲法」だと