11月16日のみことば

「穴を掘る者は自分がそこに落ち/石を転がせばその石は自分に返ってくる」(箴言26:27)

誰かを躓かせようとして穴を掘った人自身がそこに落ち込むことになるし、誰かの上に大きな石を落とそうとして転ばそうとするとその人自身の上にゴロゴロと転んでくると知恵の教師は言います。この考えの背景には、神がおられ、聞いておられ、見ておられるという確信があります。渡辺和子先生の著書の中に、「日本人は〈人前〉を気にし、〈人聞き〉の悪いことは言わないという。しかし私たちは〈神前〉を気にし、〈神聞き〉の悪いことは言わない」とありました。

11月14日のみことば

「陰口は食べ物のように呑み込まれ/腹の隅々に下って行く」(箴言26:22)

岩波訳では陰口は「珍味のようだ」と訳されています。しかしそれは爽やかな甘味ではなく、やがて耐えがたい苦味に変わるのではないでしょうか。噂話は一時的連帯感を作りますが、やがて自分も噂されているのではという不安感や恐れに変わります。そして事実噂されているのです。噂話の場に軽やかに軌道修正をする人がいたら爽やかさが戻ってくるのではないでしょうか。それでもだめなら、電話をかけにいく、トイレに立つなどの方法でその場を離れるのがいいと思います。心に陰口という排気ガスをため込みたくないですから。

11月15日のみことば

「憎しみはごまかし隠しても/その悪は会衆の中で露見する」(箴言26:26)

悪しき者はしばしば声を和らげ、親しみを込めて語り振る舞います。しかし彼の偽り、欺き、悪意は会衆の前で露見することになります。主イエスの時代の大祭司たちの言葉がまさにそれでした。反対に、主イエスの愛が真実であることは、十字架の苦しみの中で明らかになりました。「父よ、彼らをお赦しください」(ルカ23:34)。これこそ信頼するに足る大いなる愛です。

11月14日のみことば

「陰口は食べ物のように呑み込まれ/腹の隅々に下って行く」(箴言26:22)

岩波訳では陰口は「珍味のようだ」と訳されています。しかしそれは爽やかな甘味ではなく、やがて耐えがたい苦味に変わるのではないでしょうか。噂話は一時的連帯感を作りますが、やがて自分も噂されているのではという不安感や恐れに変わります。そして事実噂されているのです。噂話の場に軽やかに軌道修正をする人がいたら爽やかさが戻ってくるのではないでしょうか。それでもだめなら、電話をかけにいく、トイレに立つなどの方法でその場を離れるのがいいと思います。心に陰口という排気ガスをため込みたくないですから。

11月11日のみことば

「炎には炭、火には木/争いを燃え上がらせるのはいさかい好きな者」(箴言26:21)

中傷や噂話は争いを再燃させます。できればそんな話の内容は軌道修正したい、それでもだめならそっと席をはずしたい。「火の用心マッチ一本火事の元」。この標語は昭和28(1953)年に東京消防庁によって選ばれた標語、家康の家臣本多作左衛門重次が長篠の戦いの際陣中より妻に送った手紙「一筆啓上 火の用心 お仙泣かすな 馬肥やせ」に由来するとか。季節がら火の用心、そして噂話にもご用心。

11月10日のみことば

「木がなければ火は消える。陰口を言う者が消えればいさかいは鎮まる」(箴言26:20)

「陰口を言う者」が噂の炎を一層燃え上がらせる薪の役目をするのです。生活に静けさ、穏やかさ、平穏を取り戻したいなら、「人のよしあしを言う者」「つげ口する者」「ささやく者」を自分の周囲から遠ざけることです。そういえば葉祥明氏の『三行の知恵 心の平和のために』にこんな言葉がありました。「嘘はつかない。正直に生きる。安らかでいたいから。人を陥れれば、思わぬときに、自分もこける」。

11月11日のみことば

「炎には炭、火には木/争いを燃え上がらせるのはいさかい好きな者」(箴言26:21)

中傷や噂話は争いを再燃させます。できればそんな話の内容は軌道修正したい、それでもだめならそっと席をはずしたい。「火の用心マッチ一本火事の元」。この標語は昭和28(1953)年に東京消防庁によって選ばれた標語、家康の家臣本多作左衛門重次が長篠の戦いの際陣中より妻に送った手紙「一筆啓上 火の用心 お仙泣かすな 馬肥やせ」に由来するとか。季節がら火の用心、そして噂話にもご用心。

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