「母の愛に感謝して」

創世記では、神が美しい園を造り、アダムとエバを出会わせて家族となり、彼らの間に与えられる新しい命を祝福されました。「神は彼らを祝福して言われた。『産めよ、増えよ』」(創世記1:28)。

また十戒の中で神は子どもたちに対しお命じになりました。「あなたの父母を敬え。そうすればあなたは、あなたの神、主が与えられる土地に長く生きることができる」(出エジプト記20:12)。

5月第2主日は母の日、母と子の絆について考え祈る時です。ワシントン・アーヴィングという詩人は母と子の絆について印象深い言葉を記しています。

母と子の絆ほど、純粋で清らかな力はない。神聖で、無邪気で美しいその結びつきは、わたしたちが想像し得るすべての誠実さと真実の姿の象徴である。

詩人ジョン・パウエルの言葉も心に響きます。

あなたにはあなただけが伝える言葉がある、あなただけが歌う歌、あなただけの愛のしぐさがある。その言葉、その歌、その仕草こそ、もっぱらあの方とあなただけに委ねられたもの。

母の言葉、歌、仕草こそ子どもたちの心に宿る力の源泉です。心から母の愛に感謝しましょう。

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