8月16日のみことば

「目を上げて、わたしはあなたを仰ぎます/天にいます方よ。…わたしたちは、神に、わたしたちの主に目を注ぎ/憐れみを待ちます」(詩編123:1~2)

カズオ・イシグロ氏のノーベル文学賞受賞作品『日の名残り』を読みました。品格ある執事の道を追求し続けてきたスティーブンス、長年仕えてきたダーリントン卿への敬慕を取り扱った作品です。執事の目と心は常に主人に注がれているように、私たちの目と心は愛に富む神に注がれているのです。そこからだけ本当に良いものが与えられるからです。

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