9月21日のみことば

「見てもらおうとして、人の前で善行をしないように注意しなさい」(マタイ6:1)

ユダヤ人哲学者マルティン・ブーバーに関する本を読んでいて、「そうだなあ」と思えた言葉がありました。「真の関係性は、わざとらしさや我意のない『無為』によってこそ実現されるからである」。主イエスの時代、ファリサイ派の人々の祈りや慈善はわざとらしく、これ見よがしで、鼻持ちならないものだったのでしょう。それに比べ、主イエスにはわざとらしさがなく、とても自然だったのです。人々はそんな主の姿に魅かれていったのでしょう。

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