メッセージ

「あなたたちは祝福となる」

ゼカリヤは祭司の家に生まれた人で、十二小預言者のひとりです。彼が活動を始めたのはダレイオス王の第2年(紀元前520年)、活動を終えたのはダレイオス王の第4年(紀元前518年)と期間は短いのですが、彼が伝えた預言の価値は大きいものでした。

彼は預言者ハガイとほぼ同時代の人であり、二人は面識があったと思われます。バビロン捕囚後に活動した彼らの主要な課題はエルサレム神殿の再建でした。ゼカリヤが考える「新たなエルサレム」は単なる昔の神殿の再建ではなく、神によって罪と咎から清められた人々が集う場、全世界の神の民が集う礼拝の中心地、多くの民が互いに呼びかけ合って神の民を形成するというものでした。そこには老いも若きも共に集い、しかも民族を超えて形成される礼拝共同体、そこには喜びの声が満ち溢れるのです。そして神はこの礼拝共同体の「真ん中に住もう」と言われました。

神はこの働きに従事する人々を「恐れることはない。勇気を出すがよい」と励まされました。彼らが蒔き続けた「平和の種」はやがて豊かな実を結ぶことになるのです。

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