神を信じるとは
目の前にある すべての暗がりをとおして 先を見ること
ちょうどガラスごしに見るように
先を見るのだ ・・・
信仰とは 聴くことでもある
いのちが 静けさのなかで
はるかな はるかな音として 聞こえてくるように
最期のとき 静けさのなかで
あの永遠の変わることのない
別の世界の音楽が
わたしには 聞こえてくることだろう・・・
わたしの道はさらに先へ続くだろう
新しい発見から 新しい発見へ
そして 新しい世界がそこにあることを知る
そこでは 自分のことがもっとよく分かり
神についても また わたしの運命や
この世の真理についても 明らかになる
この別の世界が どんなふうなのか
わたしはいま それがとても知りたい
(神学者イェルク・ツィンク)