ラファエロの『キリストの変容』を観る

聖書をテーマにした絵画には画家の聖書解釈が表れています。ラファエロの遺作「キリストの変容」はマルコ九・二~二九に基づいて描かれたものです。 絵の上半分はキリストの変容。イエスを真ん中に左に十戒を持つモーセ、右に預言書を持つエリヤ。彼らは空中で語り合っていまう。足下にはペトロ、ヤコブ、ヨハネが地面にひれ伏す姿で描かれています。 絵の下半分の右側には汚れた霊に苦しめられ白目をむいている少年、左側には癒 ...
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祈りの修練を積む

敬老の日、新聞やテレビは世界最高齢者として福岡市東区の田中(たなか)カ子(かね)さんのことを報じました。年齢は117歳261日。実は田中さんは私たちバプテストの仲間で、西戸崎教会のメンバーです。戦後1953年にご主人が入信、ご自身は1961年に入信、現在は老人ホームで過ごしつつ信仰を守っておられます。 西戸崎教会の城(たち)俊(とし)幸(ゆき)牧師は田中さんの様子をクリスチャン新聞にこう語っていま ...
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「なんという恵み、なんという喜び」

詩編133編は「都に上る歌」と見出しがついており、一節ではこう詠まれています。   見よ、兄弟が共に座っている。なんという恵み、なんという喜び。 今年の夏は新型コロナウイルス感染不安のため例年とは違っていました。遠方に住む家族はなかなか帰郷できず、子どもたちの夏休みは短くてエネルギーを発散できず、大きな声で談笑している人たちが近くにいると非難の眼差しを向ける…。 そんな夏休みの一日、長男家族と一緒 ...
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巻頭言「信仰がもたらす美しい連鎖」

 フィレモンへの手紙はパウロ書簡の一つで、紀元54~55年頃エフェソの獄中から書いたものです。元来は「愛する協力者フィレモン」への私信ですが、同時にパウロは「家にある教会」でも読まれることを願っています。  フィレモンの奴隷であったオネシモは何らかの理由で逃亡、エフェソでパウロに再会してキリストへの真実の信仰を持ったのです。だからパウロは「監禁中にもうけたわたしの子オネシモ」と言っています。パウロ ...
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平和の道を知ろう

 人類学、霊長類学者の山極寿一氏の『ゴリラは語る』は「15歳の寺子屋」シリーズの一冊です。「ゴリラの家にホームステイしてだいじなことを教わりました」「ゴリラは人間の鏡です」。  山極氏によれば、戦争の原因は4つ。第1は所有。第2は言葉。人間は言葉を持ったことで「あいつらは敵だ」「わたしたちにこんなことをした」と明瞭に示すことができるようになったのです。第3はアイデンティティ。自分が属する集団と属さ ...
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