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巻頭言「主イエス・キリストを伝えよう」

 福音宣教は主イエス・キリストから教会に託された大切な務めです。「伝道とは、他の問題に対処した後でゆとりがあれば行う、付け足しのようなものではない。むしろ教会の中心的なもの、教会のいのちを形作り、原動力となるものと見なすべきだ」(N・T・ライト『驚くべき希望』)。

 新型コロナウイルス感染禍にありながらも、私たちはこの使命を忘れず、感染防止に十分注意を払いつつ、工夫しながら日々福音を伝える働きに当たりたいと願っています。本日「伝道礼拝」を守り、それを互いに確認し合いましょう。

 伝道は教会と同時に、キリスト者一人ひとりの務めでもあります。次のような証を読みました。90才過ぎの女性が重度の肺炎で入院されたそうです。少し回復した彼女を見舞った牧師に、「先生、どうしてこんなことになったのでしょう」と言った後、彼女は静かに微笑んでこう言ったそうです。「神さまがここに私を遣わしたんですね。ここにいる人たちのことを祈るために。だって、この部屋でお祈りできるのは、私だけかもしれませんから」。

 他者のために心を込めて祈る、そこから主イエス・キリストのお働きが始まるのです。(踊)

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