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巻頭言「神の愛と人の罪」2021.3.21

    讃美歌21-300番の歌詞に心を惹かれます。
  十字架の上に われはあおぐ、わがため悩める 神のみ子を。
  たえにも貴き 神の愛よ、はかりも知られぬ 人の罪よ。
 神学者アリスター・マクグラスは、十字架はレンズのようだと言います。それは人間のどうしようもない罪を明らかにすると同時に、神の御子イエスの限りない愛と信頼を明らかにします。
 主イエスは弟子の一人であるユダに裏切られ、弟子たちに見捨てられ、ユダヤ人の指導者たちに憎まれ、扇動された群衆から「十字架につけろ!」と罵られ、ユダヤ総督ピラトによって十字架刑を宣告され、ローマ兵たちによって情け容赦なく十字架に架けられて殺されました。
 しかし主イエスは十字架の苦しみを受けながらも最後まで父なる神への信頼を失わず、嘲る人々のために赦しを祈るのです。暗闇に輝く大きな星のように、周囲が暗ければ暗いほど十字架の主イエスの愛と信頼は明らかになったのではないでしょうか。「父よ、彼らをお赦しください」「父よ、わたしの霊を御手にゆだねます」。この主イエスこそ私たちのまことの救い主です。(踊)

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