主イエス・キリストは弟子たちに「全世界に出て行って、すべての造られたものに福音を宣べ伝えなさい」(マルコ16:15)とお命じになりました。弟子たちはこの課題に誠実に取り組み、歴代の教会も同様でした。
神学者レスリー・ニュービギンは『宣教学入門』で第二バチカン公会議「教会憲章」冒頭の言葉「キリストは諸民族の光である」を紹介し、宣教は教会の本質に属する事柄であり、今日この宣教的性格を再認識することが大切であること、キリストが行う宣教への参与なくしてキリストへの参与はありえないこと、教会は地の果て、時の終わりに至るまで福音宣教の業に携わるのだと記しています。
今日から次週主日まで「世界バプテスト祈祷週間」として守ります。私たちは心を一つにして国内外の宣教のために祈り献げたいと思います。
われらの道を 照らしたもう 神のことばを ほめたたえよ
世界のくにに この光を かかぐるつとめ なさせたまえ(讃美歌21-55)