「わたしはこの岩の上にわたしの教会を建てる」と主イエス・キリストは言われました。教会の主はキリスト、この時代に教会を建てることは主の聖なるご意志なのです。
フィリップ・ヤンシーの『教会―なぜそれほどまでに大切なのか』を読みました。著者は教会について〈上を見〉〈周囲を見〉〈内を見る〉ことを学んだと言います。
〈上を見る〉とは、礼拝において神に目を注ぐということです。教会は私たちの楽しみの場ではなく、神への礼拝の場なのです。ある人は「礼拝とはその家の主人がだれであるかを思い出すことである」と言いました。
〈周囲を見る〉とは、教会に集っている人が多様であることに感謝するということです。教会の一致は画一性ではなく、また多様性は分裂を意味するものではありません。主の栄光のための多様性であり一致なのです。
〈内を見る〉とは、自分自身の内面の必要性に気づくということです。私たちは新しい一週を生きるために神の愛と恵みを必要としています。マザーテレサたちの働きの原動力も早朝の礼拝にありました。