踊協力牧師メッセージ

「神学校週間に寄せて」

エフェソの信徒への手紙4:1~12の言葉です。

「そして、ある人を使徒、ある人を預言者、ある人を福音宣教者、ある人を牧者、教師とされたのです。こうして、聖なる者たちは奉仕の業に適した者とされ、キリストの  体を造り上げてゆき…。」

教会が歴史を生き抜くためには様々な働き人が必要でした。かつてガリラヤ湖畔でキリストがペトロとアンデレ、ヤコブとヨハネを弟子となさって以来、主はいつも不思議な仕方で人々をご自分のもとに招いてこられました。

日本キリスト教団出版局が「なぜ牧師・司祭になったのですか?」という問いに答える証文集三冊を出版しました。『主の招く声が』『神に呼ばれて』『主よ、用いてください』。私自身の献身とも重ね合わせながら、それぞれに主の招きの聖なる不思議さを感じます。英隆一朗氏がカトリックの司祭への道を歩み出す時、母親は短歌を贈って激励しました。「縁ありて与えられたる道なりし、厳しき道ぞ、喜び、愛さん」

献身の背後には常に祈りがあるのです。

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