踊協力牧師メッセージ

み言葉の種を蒔こう

ルカ8章には「種を蒔く人」の譬え話があります。農夫が蒔いた種は4種類の地―道端、石地、いばらの地、良い地―に落ちたのです。種は神の言葉を意味し、落ちた地は聞く者の心、そこで人は、今心の状態は4つのどれだろうかと吟味し、良い畑の状態になりたいと努力するのです。この読み方が間違っているとは思いません。道端や石地や茨の地のままでよいはずはないからです。
しかし聖公会の女性司祭B・B・テイラーの説教から私は新たな示唆を与えられました。

話の焦点にくるのは、わたしたちに足りない部分ではなく、わたしたちを造られた
方の寛大さです。神は土地の状態にとらわれず、種をケチらず、良い土地、悪い土
地のどこにでも蒔くお方です。警戒心を持たず、良し悪しを簡単に決めず、…永遠
から永遠にわたり、ご自分の種袋に手を突っ込みながら、必ず豊作をもたらす真理の
種によって、被造物を覆い尽くそうとしておられるお方なのです。

今朝も御言葉の種が豊かに蒔かれています。ギデオンはこの種蒔きの働きなのです。

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