使徒パウロはローマの信徒への手紙10章9節で次のように言っています。
「口でイエスは主であると公に言い表し、心で神がイエスを死者の中から復活させられたと信じるなら、あなたは救われるからです」
「イエスは主である」とはどういう意味でしょうか。ベンゲルは「信仰と救いの全体がこの称号の中にある」と言います。「使徒信条」第2項の告白はその内容でしょう。「我はその独り子、我らの主、イエス・キリストを信ず。主は聖霊によりてやどり、処女マリアより生れ、ポンテオ・ピラトのもとに苦しみを受け、十字架につけられ、死にて葬られ、陰府にくだり、三日目に死人のうちよりよみがえり、天にのぼり、全能の父なる神の右に座したまえり。かしこより来りて生ける者と死ねる者とを審きたまわん」
今週は受難週です。讃美歌に「主の苦しみはわがためなり」とあります。主イエスの愛を心の深みに想いましょう。そして3月27日(日)は主イエスの復活を記念する日です。皆様のご来会をお待ちします。