「祈りは私たちの専門分野」
ルターは祈りを大切にした人でした。日々の誘惑に勝利し、多くの働きに力強く取り組むためには一日数時間祈るこが必要だと言いました。祈りに関する彼の言葉です。
経験によって祈ることを教えられた人でない限り、また祈りを切に求めた人でない限り、祈りがどれほど多くのことをなしうるものであるか、誰が信じえよう。私はこのことを体験している。
祈りはとりなしによって活発にされ、懇願によって差し迫ったものとなり、感謝によって喜ばしい、神に受け入れられる祈りとなる。
彼は「祈りはクリスチャンの職業である」とも言っています。私たちは祈りという大切な務めに召されているのです。
生活に必要な糧を得るために私たちには職業が必要であるように、祈りは生きるために必要な力を私たちに与えます。
また技術に熟練することが必要であるように、私たちは祈りに習熟することが求めらます。
さらに私たちは職業を通して隣人に奉仕するように、祈りにおいて私たちは隣人のために最善の働きをなすことができるのです。祈りこそ私たちクリスチャンの専門です。