最近『聖書男』という本が出版されました。著者はA・J・ジェイコブスで、宗教にはまったく関心のない彼が、現代ニューヨークで「聖書の教え」を忠実に守ってみた一年間の日記です。日本語版序文にはこうあります。
聖書の教えに従って生きた一年は、ぼくの人生で最も劇的な変化のあった年でした。この無謀な試みは楽しく、ときにおかしく、けれどそれをはるかに超えるものでした。世界を見る目が一変しました。この間に学んだことの一つに「感謝する」ということがあります。日々、感謝する。まさに聖書に書かれていることです。
彼は「あなたは姦淫してはならない」という戒めに従って生きてみようとします。するといかに性的情報が氾濫しているかに気づくのです。確かに昔とは比べられないほど多くの情報が時も場所も関係なく流されています。
こういう社会の中でこの第七戒は私たちに何を告げようとしているのでしょうか。それは男であること女であることの恵み、結婚の恵み、家庭の恵みです。神に祝福される生き方があることを心に覚えたいものです。(踊)
踊協力牧師メッセージ