マタイ福音書15:29以下を見ると、ガリラヤ湖畔の小高い丘は病む人の癒し場です。
イエスは…ガリラヤ湖のほとりに行かれた。そして山に登って座っておられた。大勢の群衆が…多くの病人を連れて来て、イエスの足もとに横たえたので、イエスはこれらの人々をいやされた。
またこの小高い丘は空腹の人々への給食の場でもありました。そこには男だけで四千人、女性と子どもを加えると、どれほどの人数になったでしょうか。主イエスは彼らをご覧になってこう言われるのです
群衆がかわいそうだ。もう三日もわたしと一緒にいるのに、食べ物がない。空腹のまま解散させたくはない。途中で疲れきってしまうかもしれない。
そして七つのパンと小さい魚少しで彼らを満腹させるという奇跡を起こされたのです。私は、如何にしてそれが起こったのかということより、病む人空腹の人に対しこんなあたたかい心を持った方がいる、それが主イエスなのだということのほうに魅かれます。主イエスは私の苦しみにも共感なさる方なのです。