「わたしの魂よ、主をたたえよ。主の御計らいを何ひとつ忘れてはならない」(詩編103:2)
神がしてくださった恵みを〈何ひとつ〉忘れるなと詩人は言います。なぜ? 神の恵みの記憶が私たちの人生を確かなものにし、同時に将来に向かって力強く歩み出す力となるからです。「感謝の念とは、心に書き留められた記憶である」(フランス)。そして知恵の教師は、有能な女性は「未来にほほえみかける」(箴言31:25)と言います。神に信頼して働く人は多くの恵みを経験します。その確信のゆえに未来に向かっても明るいほほえみを向けることができるのです。