7月16日のみことば

「天におられるわたしたちの父よ、/御名が崇められますように」(マタイ:6)

西條八十の童謡の一節。「唄を忘れたカナリヤは後の山に棄てましょか。いえ、いえ、それはなりませぬ」。現代人は唄ならぬ「祈りを忘れた」存在だと棚次氏は言います。確かに祈らない人、祈りを軽んじる人は多い。しかし年末年始などには多くの人が神社に詣で祈っていますが、その本質は自己の願望成就であり、神はそれを叶える存在です。それを軽んじるつもりはありませんが、祈りはもっと根源的には神とのつながりであり、神からの命の流入でしょう。

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