11月28日のみことば

「アブラハムの子ダビデの子、イエス・キリストの系図」(マタイ1:1)

マタイ福音書1章にはイエス・キリストの系図が記されています。新約聖書を読もうと一念発起した人を挫折させるには十分な人名の羅列です。なぜ福音書の著者はこれを書き記したのでしょうか。読者に聖書を読む意思と忍耐を持つように促すためでしょうか。そうではありません。この系図を見たユダヤの民にはすぐに理解できたのです。ダビデ王の子孫としてお生まれになったイエスこそ、神が与えると約束されていた救い主なのだ、と。だから大切な系図なのです。

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