12月15日のみことば

「宿屋には彼らの泊まる場所がなかったからである」(ルカ2:7)

ああ、なんと悲しいこと! 出産間近のマリアを見ても、ただの一人も彼女を気遣う人はいなかったのです。彼らは寒空の下に佇むのです。幼稚園児のページェントでは宿屋の主人が「馬小屋だったら空いているよ」と言い、彼らを案内し、新しいわらを敷いてくれます。なんだか少しだけほっとします。幼子イエスよ、マリアよ、ヨセフよ、私たちの教会堂も粗末ではありますが、あなたがたを喜んでお迎えする馬小屋でありたいと心から願っています。「さあ、こちらへどうぞ!」。

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