「イエスは、自ら十字架を背負い、いわゆる『されこうべの場所』、すなわちヘブライ語でゴルゴタという所へ向かわれた」(ヨハネ19:17)
共観福音書(マタイ、マルコ、ルカの三福音書)でも主イエスがご自分の十字架を背負われたことは分かります。しかしヨハネ福音書だけが「イエスは自ら十字架を背負い」と明記し、最後も「イエスは、すべてのことが成し遂げられたのを知り」「成し遂げられた」(ヨハネ19:28,30)と言われたと記しています。主は十字架の苦しみから逃避しようとはされませんでした。私たちも自分に託された課題から逃げ出すことがありませんように。