12月17日のみことば

「ところが、『ヘロデのところへ帰るな』と夢でお告げがあったので、別の道を通って自分たちの国へ帰って行った」(マタイ2:12)

神はなぜこのように告げられたのでしょうか。ヘロデ大王は自分の妻や息子が王位を狙っていると疑っただけで殺害するような無慈悲な支配者でした。もし博士らがヘロデのところへ戻って幼子の居場所を告げていたら、ヘロデは秘かに兵を送って幼子を殺害したことでしょう。そればかりか博士らも殺害したことでしょう。新しい王の存在を人々に語られては困るからです。さらにここにはもう一つ大切なメッセージがあります。まことの救い主に跪いた者は、偽りの王に跪くことなどできないのです。私たちも幼子キリストの御前に跪く者です。

TOP