「地震の後に火が起こった。しかし、火の中にも主はおられなかった。火の後に、静かにささやく声が聞こえた」(列王記上19:12)
預言者エリヤは激しい風の音、大地を揺るがす不気味な地響き、激しく吹き上げる噴煙の音のあとに神の「静かなささやく声」を聞いたと言うのです。「黙っていたいのです、あなたの世界で何が起こっているのかを、理解するために。黙っていたいのです。私は黙っていたいのです。多くの声の中から、あなたの声を聴き分けるために」(イェルク・ツインク『祈りを求めて』)。神の御声を聴いたら、私たちの心は平安と喜びに満たされることでしょう。