「さて、十一人の弟子たちはガリラヤに行き、イエスが指示しておかれた山に登った。そして、イエスに会い、ひれ伏した。しかし、疑う者もいた」(マタイ28:16~18)
主イエスの弟子は12人でしたが、ユダが裏切ったことで11人になりました。聖書の民にとって12は完全数、11は不完全数、ですから主イエスの群れは不完全な群れです。弟子たちの一人ひとりの信仰もまた不完全だったのです。「疑う者もいた」。しかしマタイ福音書の記者はその後すぐに「イエスは、近寄って来て言われた」と記しています。主イエスは人の弱さ不完全さを知った上で育てるお方、私たちは信頼して従えばよいのです。