踊協力牧師メッセージ

心に喜びを

「心に喜びを与え」

私たちは皆喜びに満ちる幸福な生活を求めています。哲学者三木清は『人生論ノート』の中で次のように述べています。

疑いもなく確かなことは、過去のすべての時代においてつねに幸福が倫理の中心問題であったということである。・・・幸福論を抹殺した倫理は、一見いかに論理的であるにしても、その内実において虚無主義にほかならぬ。

しかしその幸福への道については様々な考えがあるにちがいありません。聖書の詩編一九編八~九節は次のように教えています。

主の律法は完全で、魂を生き返らせ主の定めは真実で、無知な人に知恵を与える。主の命令はまっすぐで、心に喜びを与え主の戒めは清らかで、目に光を与える。

活気を失った心に再び喜びを与えるもの、目に輝く光を与えるものは神の言葉にほかならないと言うのです。これは神の言葉の命に触れた人の実感です。どのような状況でも沸き起こる喜び、私たちの状況を変革していく喜び、それは神の言葉からくるのです。

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