「もし愛がなければ…」
チンパンジーに言葉を教えるプロジェクト(アイ・プロジェクト)などで知られ松沢哲郎氏の『想像するちから―チンパンジーが教えてくれた人間の心』を読みました。教えられたことの一つは、チンパンジーはヒト科であるということ。動物分類学上、ヒト科は四属。ヒト科ヒト属、ヒト科チンパンジー属、ヒト科ごゴリラ属、
チンパンジーに言葉を教えるプロジェクト(アイ・プロジェクト)などで知られ松沢哲郎氏の『想像するちから―チンパンジーが教えてくれた人間の心』を読みました。教えられたことの一つは、チンパンジーはヒト科であるということ。動物分類学上、ヒト科は四属。ヒト科ヒト属、ヒト科チンパンジー属、ヒト科ごゴリラ属、
主イエスは弟子たちに、そして私たちに福音宣教の使命をお与えになりました。「あなたがたは行ってすべての民をわたしの弟子にしなさい。彼らに父と子と聖霊の名によって洗礼(バプテスマ)を授け、あなたがたに命じておいたことをすべて守るように教えなさい」(マタイ28:17~20)。神学者K・バルトはこう言っ
かつて貝原益軒の『養生訓』に取り組みましたが、難解な文語のために十分には理解できませんでした。ところが最近「全文をとことん読みやすくしました!一八七分で読めます」のうたい文句の本が出たので、早速読んでみました。私の場合は187分以上かかりましたが、「成程!」と思う箇所が多くありました。次の言葉もその
10月の教会テーマは「青年期の課題を覚えて」です。むのたけじ氏の『詞集たいまつⅠ』の言葉をいつも心に留めています。夜を十分にくぐらなかったら朝を迎えることができないように、タネをまかなければ芽を見ることができないように、青年期をしなびさせると豊かな壮年になれない。壮年期を充実させないと、みのりを
高齢の兄弟姉妹を施設や病院にお訪ねすると、度々心が熱くなる経験をすることがあります。ホーム入所のある教会員を訪問した時のことです。「まあ、先生、お忙しいのに、ありがとうございます。でもね、今ホーム内で風邪をひいた方々がいるのです。大事な先生と奥様に感染してはいけないので今日は早めにお帰りください」と
ヨハネ5:39で主イエスは「聖書はわたしについて証しをするものだ」と言われました。日本バプテスト連盟は次のように宣言します。「私たちの信仰宣言の中心はイエス・キリストであり、その基盤は聖書である。私たちは聖書が聖霊の導きによって書かれた、信仰の唯一の規範であると信じ…」。マルコ12:27で主イエ
ヤコブの手紙は具体的な生き方を大切にすることを教えています。3:16には「ねたみや利己心のあるところには、混乱やあらゆる悪い行いがある」と記されています。ねたみに無縁な人はいません。これほど厄介なものはありません。諺にも「ねたみは栄光につき添う」「ねたむ者には祝日はない」「ねたみは憎しみよりも始
マルコ福音書には主イエスが目の不自由な方を癒された記事が二度出てきます。私自身も以前網膜剥離の手術を受けましたので、目に関する記事は身近に感じます。一度目は8章のベトサイダにおける盲人の癒しです。主は彼の目に手を当てて「何か見えるか」と尋ねます。すると「人が見えます。木のようですが、歩いているの
コリントの信徒への手紙Ⅰはパウロが第3回伝道旅行の途次、紀元55年頃エフェソからコリント教会に宛てて書いた手紙であり、教会の在り方について指導した書簡です。パウロは「最も厳格な意味での現実主義者」であり、教会が置かれている現実を直視する人です。厳しい現実の中でも教会がなお美しく調和を保ち、力強く
新教会堂の起工式は2011年10月でした。建築中は西南学院大学のチャペルを使用させて頂き、主日毎に学院の宿直室に鍵を借りに行きました。おかげで顔なじみになり、今でも挨拶を交わしています。エアコンを作動させ、保管庫から聖書や讃美歌を出して受付に並べて礼拝を守り、12時になると急いで後片付けをしました。