10月11日のみことば

「子供の手を取って、『タリタ、クム』と言われた。これは、『少女よ、わたしはあなたに言う。起きなさい』という意味である」(マルコ5:41)

信仰詩人八木重吉の詩「キリスト」。「病気して/いろいろ自分の体が不安でたまらなくなると/どうしても恐ろしくて寝つかれない/しかししまいに/キリストが枕元にたって/じっと私をみていて下さるとおもうたので/やっと落ち着いて眠りについた」(『神を呼ぼう』32頁)。キリストが側にいてくださると信じながら眠りにつく病人、それはなんと幸いな人でしょう。そして朝、このキリストがさわやかな気持ちで目覚めさせてくださるのです。

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