「父よ、わたしの霊を御手にゆだねます」(ルカ23:46)
主イエスが十字架上で最後に発せられた言葉です。主はご自身の霊をローマ皇帝、大祭司、民衆、運命などには任せず、父なる神の御手にゆだねたのでした。神こそ真に歴史を支配なさる方、神の愛と恵みの御手こそ真に信頼できるものです。ドイツの詩人アンゲルス・ジレージウスはこう詠っています。「私の意志をあなたにゆだねます。私の考えをあなたにお任せします。私のさまざまな計画をあなたにゆだねます。恐れも未解決の問題もあなたにゆだねます。あなたは私を御手の中に保ってくださいます」。