「主は来てそこに立たれ、これまでと同じように、サムエルを呼ばれた。『サムエルよ』サムエルは答えた。『どうぞお話しください。僕は聞いております』」(サムエル記上3:10)
「どうぞ、お話しください。僕は聞いております」という言葉に心を捉えられます。自分が話すのではなく主の声を聞くこと、それが祈りの本質なのです。哲学者ゼーレン・キルケゴールはこう言っています。「私ははじめ、祈りとは語ることだと思っていた。しかし私は祈りとは聴くことなのだと学んだ」。私たちもこのことを学びたいのです。心の深みに聴く神の言葉によって癒され、立ち上がりたいと思います。