12月12日のみことば

「ユダヤ人の王としてお生まれになった方は、どこにおられますか。わたしたちは東方でその方の星を見たので、拝みに来たのです」(マタイ2:2)

博士らが東方で見た星とはどのような星だったのでしょうか。ある学者は次の学説を想定しています。紀元前7年、木星と土星が魚座の中で接近することが何度も起こりました。当時の人々は、木星は王、土星はパレスティナ、魚座は終末時代を意味すると考えていましたので、「まもなく終末時代の新しい王がパレスティナに誕生する」と理解したのは当然でした。大切なことは博士たちがその意味を悟った時、距離や危険をものともせず直ちに旅立ったことです。

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