12月16日のみことば

「家に入ってみると、幼子は母マリアと共におられた。彼らはひれ伏して幼子を拝み、宝の箱を開けて、黄金、乳香、没薬を贈り物として献げた」(マタイ2:11)

「家に入ってみると」、戸を開く博士たちの胸はどれほど高鳴ったことでしょう。「幼子は母マリアと共におられた」、彼らは母マリアの胸に抱かれた幼子を覗き込んだに違いありません。ああ、なんと可愛く、優しいお顔…。「ひれ伏して幼子を拝み」、彼らは全く自然にこの幼子の前に頭が地面につくほど深くひれ伏して拝んだのです、「わたしの救い主よ」。「宝の箱を開けて、黄金、乳香、没薬を贈り物として献げた」、持参した価値ある宝物、ヘロデ大王には決して捧げなかった宝物を、今やなんのためらいもなく、真心を込めて幼子に捧げるのです。全世界の救い主よ、博士らの贈り物と同様私たちの真心を受けたまえ。

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