「(風、地震、そして)火の後に、静かにささやく声が聞こえた」(列王記上19:12)
この箇所は神がホレブ山で預言者エリヤに語りかけられた場面です。西南学院教会に赴任したばかりの頃、私は若く、課題は多く、何を選択すべきかなど迷ったら海岸に行き、波の音、潮の響きを聞きながらひとときを過ごしました。その潮音の合間に神の「静かな細い声」(口語訳)を聞きたかったのです。「大丈夫。心配しないでついておいで。私が万事を益とする」。安心しました。この静かな対話がなかったら私は大事な選択を誤っていたかもしれません。